●新婚パワーだ城石弾ヤクルト連敗ストップ
新婚パワーさく裂!テレビ東京の大橋未歩アナウンサー(28)と今年の1月1日に結婚したヤクルト城石憲之内野手(34)が巨人戦で貴重な追加点をたたき出す1発を放った。1点差に詰め寄られた5回、巨人内海から左翼席に今季1号ソロを運んだ。この日3安打猛打賞で1軍昇格後、2試合で打率6割2分5厘と絶好調。ここまで腰痛で2軍暮らしが続いたが、夫人の励ます言葉にも支えられ、チームの連敗ストップに貢献した。愛情入りの打球はグングン伸びた。城石が貴重な追加点をたたき出した。「前の打席がカーブだったので狙っていました」。5回、カウント1-3から甘い直球を逃さず、左翼席へ今季1号ソロを運んだ。先発の藤井も「一番苦しい時に打ってくれたので心強かった」と感謝した。
お立ち台で向けられたテレビカメラに、不思議な縁を感じていた。この日の試合は偶然にも、夫人が所属するテレビ東京の野球中継だった。城石は「怖いですよね。テレビで見てくれていたと思います」。しかも放送中には大橋アナがフィギュアスケートの番組宣伝のため登場し、エールを送っていた。
これまでの道のりは険しかった。腰痛が悪化し、春季キャンプは途中でリタイア。2軍でリハビリ生活が続いた。それでも妻の支えがあった。「朝早く戸田(2軍練習場)に行く日が続いても頑張って、とだけ言ってくれた。その言葉で頑張ろうという気持ちになる。1軍昇格を伝えた時は本当に喜んでくれた」。この日の3安打猛打賞を愛妻にささげた。
24日に昇格したばかりだが、ここ2試合で8打数5安打と爆発。本来は守備の人が、バットで負ければ最下位となるチームの危機を救った。城石は「まだ始まったばかり。先は長いですから」。出遅れを取り戻す活躍を誓った選手会長の言葉が頼もしかった。
[2007年4月29日9時22分 紙面から]


